vix3m

vix指数を生暖かく見守るブログです。




中長期的に減価する1552VIX短期先物指数とは?

      2018/07/10

VIX短期先物指数と1552国際のVIX短期先物ETFの関係

相場急落時のヘッジに最適などと言われることもある国際のVIX短期先物指数1552
https://www.am.mufg.jp/fund/160001.html

同じようなものにVXX(iPass S&P500VIX短期先物ETN)があります。

VIXの先物の買い持ちを続けるのがVXXと1552です。VIX先物はVIX指数の先物です。VIX指数とはS&P500のオプション価格から算出されます。VIXの詳しい計算方法などはこちらをご参照下さい→https://japanese.spindices.com/vix-intro/

VIX指数→VIX先物→VIX先物の買い=1552、VXX

VXXはETNですから実際に先物を買うわけではなくVIX短期先物指数に連動します。VIX短期先物指数→https://japanese.spindices.com/indices/strategy/sp-500-vix-short-term-index-mcap
1552もVIX短期先物指数に連動するように運用されます。

VIX短期先物指数はVIX先物の残存期間を1か月に調整している

そもそもVIX短期先物指数とは残存期間が1か月のVIX先物を保有した場合を指数化したものです。
先物ですから日々残存期間が短くなっていきますのでこれを防ぐために第一限月のVIX先物を一部売却して第二限月のVIX先物を買い直していきます。
分かりやすいイメージがありました。

https://www.am.mufg.jp/fund/pdf/160001.pdf

いわゆるロールオーバーをしていることになりますが、これを指数化したものがVIX短期先物指数で、その指数に連動するETNがVXX、VIX短期先物指数の考え方と同じことを実際に行っているのが1552になります。

右肩下がりに下がり続けるチャート

1552の設定来チャートを見てみると見事に右肩下がりになっていて最近はほとんどゼロにしか見えません。

直近3年チャート。

いずれにして下げ続けています。
価格はゼロにはならない
下げ続けるといずれゼロに近づきそうですが、定期的に併合されるのでゼロにはなりません。また、併合を繰り返しているので過去の価格がその分調整されてチャートなどに表示されますから以前の価格が高いように見えます。
実際設定した当初の価格はそんなに高くはありません。

コンタンゴによる減価とは

なぜこのような右肩下がりのチャートを描くかと言えば、第一限月の先物価格より第二限月の先物価格のほうが高い時期が圧倒的に多いのでロールオーバーする際に損失が発生するからです。
これは上記のロールオーバーのイメージを見て貰えばわかりやすいと思います。

安く売って高く買い直すことを繰り返す

価格の安い先物を売却し、それより高い先物を買い直す、これを続けるとどんどん損失が積みあがっていきます。
第一限月(期近)より第二限月(期先)が高いことをコンタンゴ(順ザヤ)と言います。
コンタンゴの状態でロールオーバーを繰り返すとどんどん損していく(減価)。
これを一般的にコンタンゴによる減価と言います。
実際にはロールオーバー時に損失が発生しているわけではないのですがここではロールオーバー時に損失が発生するからだという事で統一します。
このコンタンゴによる減価は実は商品先物相場などでサヤ取りを行っている人たちにとってはある意味常識的な事でした。

コンタンゴにより減価するなら売ればいい

コンタンゴによって減価するならその逆に売れば利益になります。
ただ、1552を信用売りしようにも売る人が多いためかなりのコストがかかり現実的ではありません。
コンタンゴによる減価を逆に利益にしようとしたファンド化したものがXIV(早期償還)やSVXYなどのVIXのインバース系になりますが、これらのファンドにも早期償還というリスクが存在します。

VXXは売りから入れる

VXXはCFDだったら売りから入れます(新規売りの規制あり)。取り扱い証券会社 GMOクリック証券サクソバンク証券

SVXYは海外株を扱っている証券会社で買える場合があります。CFDであれば上記の他にGMOクリック証券でも扱っています。

VXX、1552が売れない場合

VIX短期先物指数がやっていることは要するにVIXの先物を買い続けているだけですから、逆にVIX先物を売ればいいだけです。
残存期間を1か月に調整しているのは先物期限がきた場合に価格がいきなり大きく切り替わってしまうことを防いでいるくらいで絶対的な必要性はありませんから、粛々とVIX先物を売り続ける。
VIX先物を直接扱っている日本の証券会社はありませんが、VIX先物のCFDであればIG証券、GMOクリック証券で扱っています。GMOクリックでは証拠金4000円前後で売買できます。詳しくはGMOクリックのCFD米国VIはアービトラージに最適だった



日産証券 先物・オプション

 - VIX関連商品